「BTKPP」とは?

「別府箪笥の肥やし写真計画」
「BEPPU TANSU NO KOYASHI PHOTO PROJECT」

別府の街に眠る写真を掘り起こし、別府の混沌を別府に住む人と一緒にアーカイブすることを目的としたプロジェクトです。

主催者より

別府の歴史を記したウェブサイトや写真集などは沢山ありますが、人の目に触れることが少ないのが現状です。
BEPPU PHOTO UNIONでは「別府温泉ルートハチハチ」をはじめ、写真で別府を世界に発信していくという試みに挑戦しています。

新しい切り口で今の別府を撮影しているのが「別府温泉ルートハチハチ」だとしたら、過去の写真を未来に伝えていくプロジェクトが「別府箪笥の肥やし写真計画」です。ファインダーを覗くように古い歴史や暮らしを記憶から記録へと視覚(四角)化していきます。

別府の街に昔から住む人達から写真を募集し、リアルな別府の暮らしを残すこと、そして何より地元の人がプロジェクトに参加することを目的としているので、このアーカイブサイトはfacebookのグループと連動して運営されていきます。もちろん実際に写真を持っている方のお宅にお邪魔して、ただパソコンの前で手を動かすだけではなく、足を使って写真を集めていきます。

また写真だけではなく、その写真を撮った時代や写っている人、その写真にまつわる物語やエピソードを一緒に集約し、何気ない暮らしに写る愛しさや古い歴史に埋もれた新しさ、歴史的価値のある写真を探していきます。

歴史学者や行政からすれば貴重な記録を残すことが1番の目的かもしれません。実際アーカイブに残していく作業は専門家の方にも協力してもらおうと思っています。ですが先ほども書いた通り、このプロジェクトで1番やりたいことは「少しでも多くの地元の方に参加してもらう」ことです。

今を撮った写真が何十年後、何百年後には時代を語るツールになります。複製出来ない一瞬を大切に残すということはその土地に生きてきた人々の「想い」を残すということ。空間を閉じ込めた写真に写る人や街は今も呼吸しています。

このプロジェクトはそれをただ後世に残すだけではなく、地元の人と一緒になってアーカイブし、別府そのものを写真で盛り上げるという一つの挑戦です。
不易流行の理念で別府の記憶を記録へ。

是非、別府にお住いの方や別府が大好きだという方はこのサイトをお知り合いに教えてあげてください。「写真」という世界共通の言語が別府の街の可能性を広げてくれると僕は信じています。

写真家 東京神父

今後の展開

今後は別府の街の人達から写真を集め、

  • 「アーカイブ」
  • 「コンテスト」
  • 「エキシビジョン」
  • 「ブック」

の4つのプロジェクトを動かしていく予定です。

当サイトに掲載された写真について

写真は以下の二つの方法で収集、掲載されております。

  • 実際に人に会い、提供して頂いた写真。
  • facebookグループで投稿された写真。

著作権は「写真提供者」と「BEPPU PHOTO UNION」に帰属します。
自分が所有している写真を当サイトに掲載したい方はfacebookグループに参加の上、そちらから写真をアップロードしてください。

https://www.facebook.com/groups/btkpp/
(facebookにログインの上ご参加ください)

最後に

別府の近代建築物についての権威、村松幸彦先生の言葉をお借りします。写真も同じように暮らしの中でどう保存活用していくか、これからそういったことも考えながらこのプロジェクトを進めていきたいと思っています。

第二次世界大戦の頃、大分が空襲を受けて焼け野原となっても、別府には一発の爆弾も落ちなかった。この町が京都や奈良のように特別に米軍に大事にされたのは、戦前の別府人たちが東洋のナポリ、世界の湯の都と呼ばれるような誇り高き町にするために、官民一体となって努力をしてきたからではないだろうか。

鶴見岳を背に、別府湾に望む緑のスロープにたちこめる別府八湯の湯煙り。この素晴らしい別府の自然を生かして、先人は個性豊かな表情を持つ建築や景観をつくってきた。今リゾート開発によるマンションの乱立で、別府の景観は大きく変わろうとしている。

自然や歴史を生かした観光開発が叫ばれている現在、私たちはまず身近な歴史性や文化性を持つ建築を知り、それを私たちの暮らしの中で、どう保存活用するかを考えることが豊かさや潤いを感じるまちづくりになるのではないだろうか。

村松 幸彦   

別府ふるさとガイドからの引用